既存庭石を利用した和風造園 港南区F様邸
大きな敷地に既存庭石が多く残っていたF様邸。それを使いアプローチからお庭まで揃えて作りたいとのご要望でした。真ん中の高い石とシダレウメは元々そこにあったもので、それを中心にして、その他をデザインしました。 手前側は広々と砂利敷きにして、その周りに植栽を配置しました。
きそんのシダレウメが程よくアプローチとお庭を区切っております。視線を遮りたい場合は、竹垣などを作ることもできます。
飛び石でつながる通路はお庭の奥へとつながります。広い敷地ですので、いろいろなものが植えられます。
お庭の右側は「洲浜(スハマ)」と呼ばれる砂浜の波打ち際をイメージしたものです。シュロの木が南国のヤシの気みたいで、いい感じです。
砂浜から上がって、山道につながるイメージです。
玉石の通路。雑草の除去など、管理をするためには必要です。
日本人にとって、自然石の雰囲気はどこか懐かしい感じがあるものです。石と石の間から顔を出している植物などにも、得も言われぬ愛おしさを感じてもらえるはずです。 これは決して大きなお庭だからできるものではなくて、あるスペースを最大限に活用して、作ることもできます。是非、一度お話だけでも伺わせていただきたいと思います。